inali☆enably

おそらくたまにしか書かないはてなブログ

ブログを移転してみた経過

 

無料ブログから独自ドメインのサブディレクトリにブログを移転してみました。

…という記事の続きです。

 

8月の半ばに古い記事を全部移転させて、9月の時点で書いた記事なんですけど、その時のクエリに対する表示回数がこれ。

約半月ほどで移転先の表示回数が徐々に増え、noindex, noarchive にした移転元の表示回数は下がってきました。

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10月半ばでこんな感じに変化。

約2ヶ月ほどでクエリに対する表示回数が増えてきます。
クエリに対する表示回数が増えたらクリック数も並行して増えます(あたりまえだけど)

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10月23日あたりで一気に表示回数が増えた感じ。

10月の15日にヒット記事があって、流入数が半端ないことになったのですが、検索クエリとしてではなく、記事へのリンクからの流入だったため、WMTのクエリに対する表示回数としてはまったくあらわれなかった様子。
UUやPVが容易に確認できる analytics のサマリーとは違うところ。

で、たくさんサボった12月半ばでこんな感じに変化。
まあここらはメインがどんなクエリなのかにもよりけりだとは思いますけど、あんまり更新をサボると表示回数も減ってきますよね(笑)

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inaliは今んとこブログを毎日更新というようなペースではないので、ほうっておく期間があまりにも長いと、やっぱりクエリに対する表示回数も減ってきます。

…てことで、Googleは更新性も重視している様子。(あたりまえだけど)
一気に表示回数が増えたあたりから、毎日何度も更新するペースでブログを運営すれば、検索にもけっこう引っかかりやすいブログになるっぽい感じ。

なので、このあたりで毎日役に立つ情報を発信していければ表示回数もさらに増える、信頼度も上がっていくという良い循環に乗るのではないでしょうか。
このタイミングが機械にとってはけっこうシグナルだったりするのかも。

 

転載情報をなんとなく読む側の立場だけにたってみたグチ
とはいっても、個人的には、(そこの既存の読者にとってはどうでもいいかもしれない情報を)一日に何度も更新、実は中身はどこかの記事の転載を紹介しているだけ、みたいなスタイルのアルファブロガー(笑)みたいなのはちょっとどうかと思うんですよ、だからそういうのマネする人が増えてきてもイヤだなあって感じ。

だってそれ本当につまらないし、そういうのは個人のブログでやらなくてもグノシーやらはてブやらSmartNewsやらNAVER まとめやら、もう既に多くのユーザーを抱えるキュレーションプラットフォームやらハブサイトみたいなのがいろいろあることだし、それに、タイミング的にも紹介する情報がどうしても三番煎じみたいになってしまうじゃないですか。

にちゃんで話題になる→にちゃんまとめが配信する→それを集めて紹介文を3〜4行書いてTwitterSNSで拡散する、にちゃんまとめサイト運営者本人以外の人がそれをやることのどこに必然性があるの?、みたいな。

で、つまんねーなー、つまらんことやってるな、って感じる人が増えると、こんなにアクセスがありましたよ、みたいなことを書いていても、いつかそのうちある時点で一気に落ちる、そういうこわさを抱える思うんです、見てても不安になります、どうしちゃったんだろう?って。

だってそこに行かなきゃ取れない情報じゃないんだし、そのブログが読みたい人が来るのではなく、その先の情報に興味関心があって、そこへアクセスしたくて中間サイトとしてアクセスしてきた人なわけだし、数字は増えてもアクセスの質の内訳が今までと変わってしまっているはず。

送客を目的としてやってる商用サイトはあるけど、そうじゃないんだし。そういうことやってると、ハブなのか情報源なのか何なのか激しくブレるというか、それに個人ブログではまず規模的にも情報ハブにはならないと思うし。

つまりGoogleがそこをハブサイトとしてオーソリティ扱いする、というのはまずあり得ないだろうと考えられるわけで、ついでに、オリジナルな情報を流すブログとしても扱われなくなるんじゃないかと。
Googleがいうハブとしてサイトが機能するには、Yahoo!JAPANのような規模にならないといけないわけで、ひとり、ふたりで回すような個人ブログでその役割は無理だと思います。

中途半端な情報転載・紹介をやるくらいなら、常々好き勝手に自分フィルターを通したオリジナルなことを発信していったほうがいいんじゃないでしょうか、とか書いてみるテスト。

でも、正直その頃は面白かったんですよ、なぜPVだけを重視して、方向性を大きく換えてしまったのかは私にはわかんないですけど。